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2013年07月14日

友好国を相手の情報収集活動を「フレンドリースパイ」と呼ぶ

昔から情報活動は当たり前、個人は盗聴で罪になるが、国家がすれば問題なし?戦争で大量殺人でも、勝てば罪にならず、負ければ

勝利国に裁かれます。幕末の、会津藩は官軍から、賊軍になったが、家老の佐川官兵衛は、西南戦争では再び官軍となり、薩摩兵と戦い、戦死

しています。どちらかが正義ではなく、勝てば官軍ですかね?

論説委員・湯浅博 CIA元職員が気づかせた
2013.7.14 03:03 (1/3ページ)[土・日曜日に書く]
フレンドリースパイ

 インテリジェンスの世界では、友好国を相手の情報収集活動を「フレンドリースパイ」と呼んでいる。筆者が外務省を担当していた1987年、この形容矛盾する米国の情報活動が浮上したことがある。

 当時、東芝機械がソ連原潜のスクリュー音を消すための工作機械を輸出したとされた事件が摘発された。きっかけは、東芝機械の通信を傍受していた米情報機関が、日本政府に伝えたことから始まっている。

 外国の情報機関が敵対国の外交官の動きを探り、情報収集を妨害することは驚くに当たらない。宿泊先ホテルの会話や携帯電話が盗聴され、中国ならハニートラップにも要注意である。まして、在外公館が傍受されることは世界の常識だ。

 米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者が、米国の国家安全保障局(NSA)による同盟国の在米大使館の「盗聴」も対象に含まれていたことを暴露した。しかし、日本政府が驚きもしなかったのは、東芝機械事件で先刻承知していたからだろう。

 そこはオバマ大統領、「どの国の情報機関も非公開情報の収集は行っている」と半ば開き直りの姿勢をのぞかせた。同じようなことは、最近の英紙ガーディアンや仏紙ルモンドが伝えるように、英国やフランスの情報機関もやっている。
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Posted by アイル新日本 at 11:36│Comments(0)政治
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