2011年08月20日
ミニブログ最大手、利用者2億人=世論形成、政府に警戒論
ミニブログ最大手、利用者2億人=世論形成、政府に警戒論も―中国
【北京時事】19日付の中国各紙によると、同国のポータルサイト「新浪」の運営するミニブログ最大手「新浪微博」の利用者が2億人を突破した。7月の高速列車事故では情報の速さで微博が国営新華社通信などの伝統メディアを圧倒、鉄道省への批判が微博上に集中するなど世論形成の原動力になった。一方でデマも多いことなどから規制論も浮上してきた。
中国のネット利用者は4億8000万人超で、新浪微博は毎月平均2000万人の割合で利用者が増えている。ネット規制を強める共産党・政府としても膨大な情報量に検閲が追い付かず、「比較的自由な言論空間」(知識人)が構築されているのが現実だ。中国人ジャーナリストは「微博が中国を変える」と言い切る。
19日付の党機関紙・人民日報は、微博の流行が「『上から下』への情報伝達の流れを変革した」と評価。党・政府も「民意」をくみ取る道具として微博を重視するが、デマの氾濫には「政府当局が管理を強化しなければならない」(人民日報)と、拡大し続ける微博の影響力に神経をとがらせている。
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【北京時事】19日付の中国各紙によると、同国のポータルサイト「新浪」の運営するミニブログ最大手「新浪微博」の利用者が2億人を突破した。7月の高速列車事故では情報の速さで微博が国営新華社通信などの伝統メディアを圧倒、鉄道省への批判が微博上に集中するなど世論形成の原動力になった。一方でデマも多いことなどから規制論も浮上してきた。
中国のネット利用者は4億8000万人超で、新浪微博は毎月平均2000万人の割合で利用者が増えている。ネット規制を強める共産党・政府としても膨大な情報量に検閲が追い付かず、「比較的自由な言論空間」(知識人)が構築されているのが現実だ。中国人ジャーナリストは「微博が中国を変える」と言い切る。
19日付の党機関紙・人民日報は、微博の流行が「『上から下』への情報伝達の流れを変革した」と評価。党・政府も「民意」をくみ取る道具として微博を重視するが、デマの氾濫には「政府当局が管理を強化しなければならない」(人民日報)と、拡大し続ける微博の影響力に神経をとがらせている。
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Posted by アイル新日本 at 18:53│Comments(0)
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