2011年07月31日
アメリカが8月2日にデフォルト、日本の銀行も破綻か?
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アメリカが8月2日にデフォルトするかもしれないという問題で、
それを回避するための法案が7月30日に提出されました。
しかし、アメリカの上院はただちに却下いたしました。
そのため、アメリカがデフォルトするのはほぼ確実になり
米ドルの価値がどんどん落ちているところです。
7月30日16時現在、1ドル76.8円にまでなっています。
さて、アメリカがデフォルトすると、
日本人の日常生活にどんな影響があるかということなのですが、
直近で一番怖いのは、日本の銀行破綻だと思われます。
日本の銀行であっても、
アメリカ関連の債権に投資しているところは
その債権の価値が急落したら破綻する可能性があります。
特に、金融パニックになり、
多くの人が同時にお金を引き出そうとした場合には、
引き出そうとした人に渡すお金が無くなってしまいます。
そのため、今預金がとても多い人は、
分散して預けておくことをお勧めします。
1金融機関ごとに1人当たり1000万円までは
基本的に預金保険制度(ペイオフ)で保護されますので、
まずは1000万円以下に分散することが大切です。
また、もっもっとお金を持っている人は
引き出して現金にするか、金現物などにして、
銀行の貸金庫に入れておいたほうが良さそうです。
なお、想定外の金融パニックになった時には
預金保険制度なども適用されない可能性があります。
今回の311大震災が想定外ということで、
過去の法律が無視されてしまったように、
今度の金融パニックでも同じようになる可能性はあるわけです。
そのため、ここまで考えて対策するとなると、
全ての預貯金を、金現物や不動産、美術品、食料品などの
現物資産にしておくしかなさそうです。
Posted by アイル新日本 at 05:09│Comments(0)
│経済