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2011年07月19日

安全宣言は正しいのか?

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最近、福島周辺の観光地や食品の

安全性をアピールしている政治家や業者が多いです。


福島に近い茨城県日光市や

茨城県の多数の海水浴場まで安全宣言をしています。


放射能濃度などが、国が定めた基準をクリアしているため

安全宣言をしているというわけです。



しかし、実際に、福島や茨城に観光に行く人は激減し、

福島や茨城の野菜を避ける人は増えています。


茨城、千葉の海水浴場にある

旅館の予約は例年の10分の1ということです。


また、福島県いわき市小名浜港では、

売ろうとしても売れないからという理由で

カツオの水揚げを中止しています。



そのため、安全性をアピールしている政治家や業者は

「国が認めているのに、買わない人が多いのは風評被害だ!」と

怒っているというわけです。


一方、国が認める商品を買わない人は

「いやいや、国の基準をクリアしていても、安心できないから!」と

自分で判断して行動しているというわけです。



ここで、次に、そもそも基準は正しいのか?

基準は間違っているのか?という話になってきます。


もし健康被害が発生しないのであれば、

基準は正しかったということになります。


一方、健康被害が発生したら、

基準が間違っていたということになります。



そして、これを踏まえて、どちらになるかというと、

おそらく3年以内だけを考えると基準は正しかったと

解釈されるのではないかと予想されます。


どういうことかというと、3年以内では、

健康被害はほとんど出ないからです。


また、その一方で、風評による経済的被害は

どんどん出ることが予想されるので

まさに風評被害だったということになるはずです。



しかし、30年後のことまで考えると、

健康被害も増えることが予想されるので、

当初の基準は甘かったという話になる可能性が高いです。


こうなってくると、当然のことながら、

風評は嘘ではなく本当の話とされるので、

それによる経済的被害が出ても仕方なかったということになるはずです。



というわけで、何年先まで考えるかで、

被害状況は変わってきますので、基準が正しいかどうかの評価も、

何年後に評価するかで変わるはずです。


また、今流れている情報が

嘘なのか本当なのかという評価も

何年後に評価するかで変わるはずです。


そして、それを踏まえた上で、どのように行動するかは

人それぞれの価値観によって異なるので、

それを批判して無理やり変えようとしても難しいと思います。




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Posted by アイル新日本 at 20:06│Comments(0)原発
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