2011年07月02日
日本国民みんなで内部被爆!放射性物質を含む汚泥を肥料に
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福島第一原発の爆発事故の影響で、
関東東北には大量の放射性物質が降り注ぎました。
そして、その放射性物質は、雨などによって
川や下水に流され、泥に混ざって下水処理施設に流れつきました。
その量は、関東の一都六県で、何と30000トンとのことです。
そして、この30000トンの放射性物質を含む汚泥は、
当然業者に引き取ってもらえません。
もし引き取ったとしても、
国が利用を許可しなければ
どうすることも出来ないからです。
その結果、どうなってしまったかというと、
自治体の保管場所に置いておくしかなくなり
あと1~2か月で保管場所がなくなるという状況になってきました。
そこで、農林水産省が何をしたのかというと、
この放射性物質を含む汚泥について、
放射性セシウム濃度が1キロ当たり200ベクレル以下であれば
肥料として使用を認めるという基準を発表しました。
なんと、全国の農地にばらまいていいことになったのです。
ここで、1キロ当たり200ベクレルというのは
どのくらい高濃度であるのかが問題になってきますが、
小出裕章氏いわく、尋常なことではないとのことです。
農林水産省は、放射性物質を含む汚泥を肥料としてまいたとしても
土の中の放射性セシウムの濃度は
過去40年程度の変動の範囲内で抑えられると言っているそうなのですが
小出裕章氏いわく、1000倍のケタとのことです。
というわけで、この肥料が出回ることで、
日本全国の野菜や果物が、放射能汚染されていくことになります。
そのため、これまで産地を選んで食品を買っていた人も、
関東や東北で獲れた野菜を食べていた人と同様に
内部被ばくしていく可能性が上がります。
結局、日本国民みんなで
公平に内部被ばくしましょうということですね。
Posted by アイル新日本 at 17:05│Comments(0)
│原発