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2009年04月16日

運賃「希望より低い」9割 

 東京都トラック運送事業協同組合連合会(植田昌宏会長)は8日、運賃動向に関するアンケート調査結果をまとめ、発表した。調査対象日は1月末で、9割が希望する水準に比べ「運賃が低い」と回答。燃料サーチャージ導入事業者のうち、「導入時より下がった」が3割強、制度廃止も1割ある。1年前の運賃に比べ「値下げにあった」が21.8%で、過去最多。荷動きについては8割が「悪化」を訴えている。
 年2回実施しているもので、固定した対象事業者200社のうち、回収した142社(回収率71.0%)分を集計した。
 回答事業者の6割強は保有車両20両以下で、最も取引高の多い荷主の業種は「製造業」が6割。「自社で受注、自社で輸送」が74.6%と多い。
 運送収入に占める燃料費の割合を見ると、「15―20%未満」が前々回16.7%、前回15.7%で、今回は7.0%に半減。反対に「5―10%未満」が42.3%と急増し、前回トップだった「10―15%未満」の34.3%と入れ替わった。燃料価格が昨夏をピークに下落したことによるものだが、「事業者間でばらつきがある」としている。
 運賃については希望する水準に比べ「低い」40.8%、「少し低い」35.9%、「極めて低い」12.7%を合わせると9割近い。
 この半年での荷主との運賃交渉では、「交渉した」が54.2%で前回を6.5ポイント下回った。交渉の結果をみると、「とくに変わらない」が50.6%でトップ。「値上げできた」の28.6%に対し、「値下げにあった」は前回より10.5ポイントも上回り11.7%と2けたに増え、厳しい状況を裏付けている。
 「交渉してない」は14.4ポイントアップの42.3%で、これまでの最高を記録した。「今後交渉する」も少なくなっており、「交渉したくても身動きの取れない厳しい経済環境下ある」と分析している。
 サーチャージ制を「導入している」のは全体で10.6%だった。車両規模別に見ると、101両以上が37.5%で最も多い。少ないのは「11―20両」で2.7%。導入事業者のうち、運賃水準が「導入時のまま」は6割、「導入時より下がった」が3割強ある。
 「導入したが、今はしていない」の回答も少ないが各層で見られ、理由は「荷主の業績不振」「燃料価格の下落」と分かれている。
 1年前と比べての運賃水準は「とくに変化はない」が6割以上だが、「値上げになった」の11.3%に対し、「値下げにあった」が21.8%と倍近くあり、これまでの調査では最多となる。
 半年後の運賃状況では「とくに変わらないと思う」48.6%、「値下げの可能性が強い」44.4%とほぼ並んだ。規模の違いが最も大きく表れており、大きくなるほど先行きに厳しい見方をしている。
 最近の荷動きについては「悪くなってきている」53.5%、「かなり悪くなっている」27.5%で、8割が荷動きの悪化を訴えている。


どの業界でも値段が高いのは受け入れられないようです。

ユ〇クロ、ニ〇リと安売りで有名な企業は業績を伸ばしています。

コンビニも値下げするそうだし、イ〇ングループも新聞広告に、

過去の商品価格が高く、御客様の事を考えていませんでしたと、

謝罪?広告を出すぐらいです。

値下げすれば、全ての企業が業績が伸びるのかと言えばそうとは言えません。

一部の企業だけなら、良いが、皆が価格を下げれば、その企業も悪くなるし、

企業で働く社員の給料も下げなければならないし、倒産すれば、失業者の

増加で、景気が良くなるどころか、一層、悪くなります。

まさに泥沼の、蟻地獄、将来はどうなるのでしょうか?


赤帽のH.P→ http://www.people-i.ne.jp/~sinnihon




Posted by アイル新日本 at 12:42│Comments(0)
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