2013年04月22日
佐賀の食で観光振興展開
佐賀の食で観光振興展開 県など
県と県観光連盟は今年度から、「佐賀の食」を前面に出した観光振興事業を展開している。「上質」「本物」をキーワードとして、食に関する観光素材の掘り起こしを推進。旅の行き先の決定などで中心的な存在とされるシニア層の女性をメーンターゲットに情報発信を強化する。
県によると、観光関連会社のアンケート調査で、佐賀県は、「行ってみたい県」で全国45位だった。一方で、食を目的に訪れた人の割合が低いのに対し、来県後は「食に満足した」と感じた人が多かったという。
この結果を踏まえ、県などは、家族連れや若者ら全ての層に観光PRをしていた方法を改め、ターゲットの層などを絞り込むことにした。
今年度から3か年で、「泊・食(ぱく・ぱく) 佐賀旅キャンペーン事業」を企画。年間5000万円程度の事業費で、PR素材の選定や情報発信を実施する。具体的には、長崎、福岡両県など北部九州を訪れる観光客を食べ物を目当てに県内へ導き、宿泊してもらうことを目指す。
福岡県や関西地方など、県内への観光客が多い地域を対象に、「佐賀で何を食べたいか」などについて調査。各地の観光関係団体や企業などと、サービス内容などを検討する。
また、情報発信を強めるために、嘱託の女性職員3人による「県内グルメ探検隊」を発足させる。各地を訪れ、簡易投稿サイト「ツイッター」、会員制交流サイト「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に情報を提供したり、観光イベントに参加したりしてPRする。
ツイッターなどで紹介する内容は、高級感、食材の良さや飲食店のこだわりを重視し、食にまつわるストーリーなども盛り込む。佐賀牛や呼子のイカ、竹崎ガニのほか、スイーツなども取り上げる予定。
2014年度の国内からの宿泊観光客数を10年度比で、2割増の3029万人にするのが目標。県観光連盟の脇山行人専務理事は「地域の人を巻き込み、食の観光資源を磨き上げる。それを効果的に情報発信していきたい」と話している。
(2013年4月18日 読売新聞)

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県と県観光連盟は今年度から、「佐賀の食」を前面に出した観光振興事業を展開している。「上質」「本物」をキーワードとして、食に関する観光素材の掘り起こしを推進。旅の行き先の決定などで中心的な存在とされるシニア層の女性をメーンターゲットに情報発信を強化する。
県によると、観光関連会社のアンケート調査で、佐賀県は、「行ってみたい県」で全国45位だった。一方で、食を目的に訪れた人の割合が低いのに対し、来県後は「食に満足した」と感じた人が多かったという。
この結果を踏まえ、県などは、家族連れや若者ら全ての層に観光PRをしていた方法を改め、ターゲットの層などを絞り込むことにした。
今年度から3か年で、「泊・食(ぱく・ぱく) 佐賀旅キャンペーン事業」を企画。年間5000万円程度の事業費で、PR素材の選定や情報発信を実施する。具体的には、長崎、福岡両県など北部九州を訪れる観光客を食べ物を目当てに県内へ導き、宿泊してもらうことを目指す。
福岡県や関西地方など、県内への観光客が多い地域を対象に、「佐賀で何を食べたいか」などについて調査。各地の観光関係団体や企業などと、サービス内容などを検討する。
また、情報発信を強めるために、嘱託の女性職員3人による「県内グルメ探検隊」を発足させる。各地を訪れ、簡易投稿サイト「ツイッター」、会員制交流サイト「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に情報を提供したり、観光イベントに参加したりしてPRする。
ツイッターなどで紹介する内容は、高級感、食材の良さや飲食店のこだわりを重視し、食にまつわるストーリーなども盛り込む。佐賀牛や呼子のイカ、竹崎ガニのほか、スイーツなども取り上げる予定。
2014年度の国内からの宿泊観光客数を10年度比で、2割増の3029万人にするのが目標。県観光連盟の脇山行人専務理事は「地域の人を巻き込み、食の観光資源を磨き上げる。それを効果的に情報発信していきたい」と話している。
(2013年4月18日 読売新聞)

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Posted by アイル新日本 at 14:27│Comments(0)
│観光