2008年11月23日
「軽貨急配」が粉飾 課徴金2億円を勧告
運送会社「軽貨急配」を経営する大証2部上場のトラステックスホールディングス(大阪府門真市)が粉飾決算を行っていたとして、証券取引等監視委員会は21日、金融商品取引法違反(有価証券報告書等の虚偽記載)の疑いで、同社に対し課徴金約2億2000万円の納付命令を出すよう金融庁に勧告した。
勧告によると、同社は個人事業主である運転手に販売した軽トラックの売り上げやローン返済などをめぐり、不正な会計処理を行い、平成17年9月期から20年3月期まで、実際には赤字経営で債務超過などにあったにもかかわらず、当期純利益を水増しし黒字化するなどした虚偽の有価証券報告書などを提出。さらにこの虚偽の決算をもとに新株発行などを行った疑いが持たれている。
同社は大証2部に上場するため、11年3月期から創業者の元会長の指示で粉飾を始め、もっとも悪質だった16年3月期には当期純利益を約121億円も水増ししていた。
「最近、軽貨急配のトラックも見掛けませんでした。」
勧告によると、同社は個人事業主である運転手に販売した軽トラックの売り上げやローン返済などをめぐり、不正な会計処理を行い、平成17年9月期から20年3月期まで、実際には赤字経営で債務超過などにあったにもかかわらず、当期純利益を水増しし黒字化するなどした虚偽の有価証券報告書などを提出。さらにこの虚偽の決算をもとに新株発行などを行った疑いが持たれている。
同社は大証2部に上場するため、11年3月期から創業者の元会長の指示で粉飾を始め、もっとも悪質だった16年3月期には当期純利益を約121億円も水増ししていた。
「最近、軽貨急配のトラックも見掛けませんでした。」
Posted by アイル新日本 at 19:08│Comments(0)