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軽率な行動、決勝後発覚＝光星学院、秋の大会に影響か－光星学院

　大震災の被害を受けた東北勢が、悲願とする甲子園初優勝に挑んだ光星学院。日大三（東京）に決勝で大敗したものの、爽やかな余韻を残していた。ところが、プレーした３選手が昨年末飲酒していたことが発覚。学校は急きょ対応に追われた。
　県外出身者が多いことで知られる同校野球部。３選手はそれぞれが昨年末、帰省した際に飲酒するなどし、それを自慢するような書き込みがブログにあったという。学校側は事実関係を知らなかったとし、２２日に大阪からバスで八戸に戻った選手から聞き取り調査。県高野連に文書を送った。
　甲子園の快挙達成後に不祥事が発覚した例では、２００５年夏に連覇した駒大苫小牧（北海道）が記憶に新しい。優勝直後に指導者の部内暴力が発覚。この件に関連しての優勝取り消しはなかったが、翌０６年春の選抜大会直前に部員の飲酒が明らかになり、同校が出場辞退を申し出た。
　日本学生野球協会審査室が過去に下した不祥事の処分では、集団行動でない場合の飲酒については比較的軽い前例がある。しかし、８カ月も前の軽率な行動が、選手権直後に分かったタイミングには不自然な印象も。秋の青森大会や国体に出場する可能性について、同校は「高野連に相談し、指導を仰ぎたい」としている。

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