2011年07月28日
原発に警鐘 22年前のドキュメンタリー映画上映へ
原発に警鐘 22年前のドキュメンタリー映画上映へ
関連トピックス
* 東京電力
* 原子力発電所
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日本の原子力発電の問題点に迫りながら、一部でしか公開されなかった22年前のドキュメンタリー映画「あしたが消える どうして原発?」(1989年)が、8月6日から東京・渋谷のユーロスペースで上映される。原発の安全設計の問題や原発労働者の実態など、東日本大震災後に浮上した様々な問題点を「予言」した内容だ。
「あした~」は、86年のチェルノブイリ事故を機に、日本の原発の安全性を問うべきだと考えた映画プロデューサー3人が出資し、製作した。原発労働者の父ががんで急逝したことから、原発の安全神話を疑う投書を朝日新聞に寄せた宮城県の主婦の証言を軸に、東京電力福島第一原発の設計にかかわった元原子炉設計技術者や原発労働者たちの告白などで構成されている。55分の短編作品だ。
当時は反原発の市民グループなどの間で上映されたが、小規模な広がりにとどまった。映画の存在を東日本大震災後に知った映画宣伝・配給会社社長の有吉司さん(56)が「今こそ再び上映されるべきだ」と関係者に働きかけた。
プロデューサーの一人、平形則安さん(55)は「映画の力が22年前には発揮されなかったことに無力感でいっぱいです。原発の危険性が実証されてしまった以外、廃棄物や労働者の問題など原発の状況は当時と同じまま。今度こそこの映画が、一人一人が行動を起こす端緒になってほしい」。問い合わせはユーロスペース(03・3461・0211)。
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日本の原子力発電の問題点に迫りながら、一部でしか公開されなかった22年前のドキュメンタリー映画「あしたが消える どうして原発?」(1989年)が、8月6日から東京・渋谷のユーロスペースで上映される。原発の安全設計の問題や原発労働者の実態など、東日本大震災後に浮上した様々な問題点を「予言」した内容だ。
「あした~」は、86年のチェルノブイリ事故を機に、日本の原発の安全性を問うべきだと考えた映画プロデューサー3人が出資し、製作した。原発労働者の父ががんで急逝したことから、原発の安全神話を疑う投書を朝日新聞に寄せた宮城県の主婦の証言を軸に、東京電力福島第一原発の設計にかかわった元原子炉設計技術者や原発労働者たちの告白などで構成されている。55分の短編作品だ。
当時は反原発の市民グループなどの間で上映されたが、小規模な広がりにとどまった。映画の存在を東日本大震災後に知った映画宣伝・配給会社社長の有吉司さん(56)が「今こそ再び上映されるべきだ」と関係者に働きかけた。
プロデューサーの一人、平形則安さん(55)は「映画の力が22年前には発揮されなかったことに無力感でいっぱいです。原発の危険性が実証されてしまった以外、廃棄物や労働者の問題など原発の状況は当時と同じまま。今度こそこの映画が、一人一人が行動を起こす端緒になってほしい」。問い合わせはユーロスペース(03・3461・0211)。
Posted by アイル新日本 at 19:55│Comments(0)
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