2010年09月18日
『フレキシビリティ イズ パワー! 柔軟性は力である』
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メルマガより、
『フレキシビリティ イズ パワー!
柔軟性は力である』
と。
なぜ、柔軟性がそれほど重要なのでしょうか?
人生がうまくいっていない時、人と言うのは、
しばしば、本来の目的を忘れ、
手段に執着してしまったりします。
つまり、自分流のやり方にこだわりすぎるあまりに、
本来の目的を見失い、目的を達成するために
非効率なやり方になっていたりするのです。
ですから、もし、自分の人生や仕事が
うまくいっていないと感じたら
まず、こう質問すべきです。
「本来の目的、自分が得たい結果とは何だろうか?」
「本当の目的はなんだろうか?」
そして、今、その目的のために取っている手段が
うまくいっていなければ
「今のやっていることでうまく行ってないところはどこだろうか?」
「他に方法は無いだろうか?」
「うまくいっている人はどんなやり方をしているのだろうか?」
と。
目的、得たい結果を再度、明確にし、
そして、今やっていることがうまく
いっているのかを検証する。
そして、うまくいっていなければ違うやり方をする。
そのトライアンドエラーをうまくいくまで続ける。
そうすれば、うまくいかない、失敗するなんてことは
最終的には存在しません。
失敗は、成功への単なる過程であって、
学びの経験でしかないのです。
ときどき、この『柔軟性は力である』という言葉の
本質を理解せず、この言葉を使って、他人に都合良く
自分の意図の通りに動く事を強要するために使っている人もいますが、
それは間違った使い方です。
そもそも他人に対して言う言葉ではないですから。
仕事や人生で成功する上で
柔軟性を発揮する事は大きな力です。
ただ、そのうえで、重要なのは、先ほども言いましたが、
『本当の目的』を明確にしておくこと。
その目的に立ち戻って、自分の取っている行動を
振り返る事です。
そして、この『本当の目的』と同じくらい重要な事は、
オプションを手に入れるということです。
オプション、つまり、選択肢ですね。
どういうことかというと、例えば、
豊かで自由なライフスタイルを手に入れたい
という目的を持っているとしましょう。
そして、そのためには、収入を増やし、
資産を増やそうと思ったとします。
その時に、大抵の人は、会社に就職し、
より良い給料をもらうために
スキルを磨いて昇進するか、転職するかという選択肢、
オプションしか持っていないわけです。
でも、お金や資産を築くには、他にも、起業したり、
投資をしたりというオプションもあるわけですが、
お金というは給料でもらうものだという事しか知らないと、
そのオプションにすら気付かないわけです。
もっと言うと、本来の豊かで自由なライフスタイルを
手に入れるためには
日本以外の国に住むというオプションもあります。
東南アジアなどの物価の安い国にすめば、
日本に住んでいる時の
半分~数分の一のお金や資産で日本よりも
豊かな生活をおくれます。
日本だと、自由で豊かなライフスタイルを
手に入れるのに数億円は必要かもしれませんが、
東南アジアに行けば、きれいなビーチの近くの
大きな家でのんびり生活するのに、日本で実現するよりも、
ずっと少ないお金で、ずっと早く達成する事が
できるかもしれないのです。
しかし、これも、そういう選択肢があるという事を
知らなければ、必死に日本で働いて、
一生達成できないかもしれないわけです。
これと同じ事はコミュニケーションでも言えます。
多くの人は、コミュニケーションについて
あまりオプションを持っていません。
自分の価値観、自分のコミュニケーション手法、
自分に見えるものが全てだったりします。
しかし、本当は、価値観も、コミュニケーション手法も、
男性と女性でも大きく違いますし、
個人個人となれば千差万別です。
なのに、自分のやり方にこだわっていれば、
うまく行かなくて当然です。
そして、コミュニケーションは仕事で結果を出すため、
男女関係で幸せな関係を手に入れる上でも
非常に重要な事は改めて言わなくても
ご存じだと思います。
それどころか、世の中のほとんどの問題は
コミュニケーションの問題だったりします。
特に会社のトラブルなどは、本来の仕事の目的に、
個人的な感情や価値観
自尊心などを持ち込んでコミュニケーションをするので、
ぐちゃぐちゃです。
まあ、本来は仕事の問題、目的と、個人的な感情や価値観、
人格みたいなものは切り分けないとうまく行くはずもないのですが、
大抵の場合、ここがごちゃ混ぜになって切り分けられないので
問題が複雑で大きくなります。
さらに、ここに権力とか地位が絡むと余計に厄介です。
コミュニケーション力の無い経営者や管理職の人は、
コミュニケーションのオプションが無いから
自分の地位と権力を利用して、人に言う事を
聞かせようとします。
そもそも、コミュニケーションの問題にどちらか一方だけが
完全に悪いなんて事はあり得ないのですが、
地位や権力のある人は、その地位や権力を利用して
論理的な説明や説得も無く、自分の言い分を押し付けがちです。
ただ、それだと、目先は言う事を聞かせられても、
自分の部下やスタッフのモチベーションを著しく下げますし、
最終的には、『首にするぞ』みたいな
コミュニケーションの連続で、人の入れ替わりが激しくなったり、
会社に残るのは能力の低いYESマンだけになったり、
完全に孤立して孤独になったり
全く良い事はありません。
そんな事にならないために、今、経営者や管理職の方も、
これから、そうした立場になる人、なりたい人も、
今のうちにコミュニケーションのスキルを磨き、
オプションを増やしておいてください。
また、そうした上司や経営者で苦労している方も、
そうした上司や経営者に対応するためにも、
また、将来自分がそうならないためにも、
コミュニケーションを磨き、より多くのオプションを
手に入れてください。
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Posted by アイル新日本 at 05:29│Comments(0)