2010年09月13日
ビジネスにおいて最も重要な資産は何か?
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顧客リスト?もちろん、それもそうだ。しかし、もうちょっと文脈を意識して答えてみよう・・・そう。あなたの時間だ。社員の時間もそうだ。
時間と言うのは最も重要な資産であるにも関わらず、最も軽々しく扱われるものだ。残念ながら、、、。人は時間は無限にあって、お金は有限である。と考えているが、実際はその逆なんだ。お金は無限にある。時間は有限だ。
我々が持っている時間は誰もが平等に、
一生で65万7000時間。
あなたが40代ならその半分はもう使ってしまって約30万時間しか残っていない。1/3は寝てるから、1/3はご飯を食べたり、お風呂に入ったり、様々な事をしている。だから、実質は10万時間くらい。
10万時間しかない。
1年は8760時間だって知ってた?1年間の働いている時間って約2000時間だって知ってた?意外に少ないでしょ?そう考えると、ムダにできる時間なんてほとんどない。
もっと言えば、1日に集中できる時間なんて4時間くらいが限度。となると、4時間の週5日で52週だったら?1000時間くらいか?
数字にすると、実感わくでしょ?
今年はもう9月に入っているから、残りは300時間を切っている。もし、あなたの生産的な時間が、残り300時間しかないとしたら、、、本当にそのミーティングなんかするだろうか?
あるいは、本当に今の仕事をするだろうか?その仕事よりも、もっと重要な仕事があるんじゃないだろうか?考えてみる価値はないだろうか?
即実行はいいこと?
起業家はアイディアマンが多いので、アイディアを思いついたら即実行してしまう。この事自体はとてもいい事なんだけど、良くないのは、それを完了する前に、また新しいアイディアが出て来る事。そして、それもスグにやってしまう事。
そうこうしているうちに、たくさんの事を同時にやっているマルチタスキング状態になる。結果、成果はあがらなくなる。僕自身も何度も、何度も、経験している状態だ。マルチタスキング状態になるとろくな事は起きない。売上は上がらなくなり、利益は下がる。モチベーションも下がり、社員のスキルも上がらない。
そんな時は思い切って、
何かを止めるのが最良の薬だ。
その時考えてみよう。もし、残り300時間しかなかったら、今の仕事をやるだろうか?それは、あなた自身がやる必要のある仕事だろうか?他の人にできないのか?
他人にできるとすれば、答えはもちろん、あなたがやる必要はない。あなたの時間はあなたの会社で最も重要で、高価な時間なのだから。。。
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Posted by アイル新日本 at 10:53│Comments(0)