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2010年09月06日

「心の持ち方」

まず、おさらいからにほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 唐津情報へ
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「行動」と「心の持ち方」の関係についておさらいすると、相手に何かを伝えるときには、話し方や態度といった「行動」よりも、伝える側の「心の持ち方」が相手に伝わるのでした。相手が誰であっても人間であればそれを感じることができるのです。例えば、自分のことを思って、厳しい言葉で叱ってくれる人と実は自分を見放なしている人がやさしい言葉で慰めてくれる人の違いを感じることができるのです。
誰もが体験している

「行動」が大切でないわけではなく、伝わるのは何かということでは「心の持ち方」はさらに大切なのでした。つまり「心の持ち方」が人間関係に影響を与えているのです。

もしも「自己正当化」という心を持った人が、会社組織を構成しているとすれば、どのような結果が考えられるでしょうか?

「しようと思ったこと」を「しない」選択をした瞬間に「自分への裏切り」が起こり、他人を自分よりも劣った人間として扱い、自分を正当化するようになるのですから、、、。
もう少し続けると

「行動」とは褒める、お礼を言う、慰める、謝る、感謝するといったことはすべて「行動」です。この「行動」よりも更に奥深いところに、「心の持ち方」があります。

「心の持ち方」には大きく分けて二つあります。

まず一つ目は、思いやりの心です。人を人として見ると、その人の希望、要求、不安や心配に対して思いやりの心が湧いてきます。

そして、もう一つは抵抗心です。思いやりの心が人を人として見ていたのに対し、今度は、人を物として見ることです。
人を物として扱うとは

携帯電話を例にします。

いつでも、どこでも、海外であっても音声と文字で連絡ができる携帯電話は便利な道具です。

ところが、会議中に携帯電話が鳴ったとき、思わず「しまった」と思ったことがないでしょうか?普段は便利な携帯電話が急に邪魔な存在になったのです。

そして休日を自宅で過ごしている時、誰からも連絡がないので携帯電話はどこかに置き去りにされています。便利に思ったり、邪魔に思ったりしたはずなのに、今度は存在しないように無関心な物として扱っているのです。
瞬時に伝わるものは

携帯電話を扱う時の、便利な道具、邪魔な物、無関心な物と同じように人を扱うことがあります。自分の苦手な仕事をしてもらう便利な道具として、口うるさい上司を邪魔な物として、面倒ばかりおこす部下を無関心な物として扱うのです。

人を物として見ると、まず現状を見ようとしなくなります。そして、事実も見えなくなってしまいます。相手は物ですから、自分にとっては価値がなく、たいした意味もない、劣ったものとしか見えなくなるのです。

そんなはずはない。そんなことをしたことはない。でも、あなたの「心の持ち方」は相手に伝わっています。それも瞬時に。
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Posted by アイル新日本 at 11:06│Comments(0)
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