2009年09月20日
組合員より協同組合が先ですね!
選挙活動で民主、自民両党とも、政策は置き去り。相次いで出版された「農政の良書」を片手に、進むべき道を整理してみよう。
「組合員にはできるだけ読ませないように」
今年の早春、農協(JA)のヘッド・クオーターである全国農業協同組合中央会(全中)が、ある書籍を「禁書」に指定した。一月に出版された『農協の大罪』(宝島社新書)である。
民主党のマニフェストにはこうある。「官僚丸投げの政治から政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」「各省の縦割り省益から官邸主導の国益へ」…
著者の山下一仁・経済産業研究所上席研究員は、二〇〇八年に農林水産省を退官したばかり。農政の裏側を知りつくしているだけに、同書で農水官僚、JA、自民党農林族のもたれあい、すなわち「農政トライアングル」の内実を鋭く批判し、とりわけその矛先は、農家に割高な肥料・農薬・資材を売り付けるなど、農業の強化につながらない組織の利益を最優先するJAに向けられた。
これに現代版「焚書」で応じた全中も大人げないが、トライアングルの三者は等しく「大罪」を背負っている。その後、農水省にはヤミ専従問題の火の手が上がり、自民党農林族は総選挙対策に没頭。トライアングルの三者は組織防衛に必死で「政策」はおいてけぼりだ。
農協、漁協等と協同組合も多く有りますが、どこも一緒ですかね?
「組合員にはできるだけ読ませないように」
今年の早春、農協(JA)のヘッド・クオーターである全国農業協同組合中央会(全中)が、ある書籍を「禁書」に指定した。一月に出版された『農協の大罪』(宝島社新書)である。
民主党のマニフェストにはこうある。「官僚丸投げの政治から政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」「各省の縦割り省益から官邸主導の国益へ」…
著者の山下一仁・経済産業研究所上席研究員は、二〇〇八年に農林水産省を退官したばかり。農政の裏側を知りつくしているだけに、同書で農水官僚、JA、自民党農林族のもたれあい、すなわち「農政トライアングル」の内実を鋭く批判し、とりわけその矛先は、農家に割高な肥料・農薬・資材を売り付けるなど、農業の強化につながらない組織の利益を最優先するJAに向けられた。
これに現代版「焚書」で応じた全中も大人げないが、トライアングルの三者は等しく「大罪」を背負っている。その後、農水省にはヤミ専従問題の火の手が上がり、自民党農林族は総選挙対策に没頭。トライアングルの三者は組織防衛に必死で「政策」はおいてけぼりだ。
農協、漁協等と協同組合も多く有りますが、どこも一緒ですかね?
Posted by アイル新日本 at 19:10│Comments(0)